今日のほん。鬼平犯科帳

私物の整理をするのに、広げたら最後、また読みたくなって作業の手が止まってしまう。

本棚の整理が、一番困難。

 

池波正太郎氏の、このシリーズ。

読み始めたきっかけは、なんだったかなぁ。

20代頃、

だったと思うのだけれども。

 

買う余力もあったけれども、30巻近くもよくそろえたもんだよな、と感心する。

20年もたつと、1冊抜け、2冊抜け、残りのほうが少なくなってしまったけれど、まだ、処分できない。

 

こんな本を好んで読むとか、オヤジか?とも思うのだけれども。

鬼平のカッコよさには、なんとなく憧れる。

 

ドラマ版もよく観た。

 

かの役者さんが、歌舞伎役者だと知って、当時、何度か舞台も見に行ったな・・・。

 

たのしかったな。あのころは、と。

 

いや、未だ、自分は若いじゃないか。

干される年でもないでしょう?とも思うのだけれども。

 

 

 

 

鬼平犯科帳 全24巻 完結セット (文春文庫)
 

 

 

 

 

池波正太郎氏の書く物語は、食にまつわるエピソードも多く、食いしん坊な自分には、それも楽しかったりする。

 

五鉄のしゃも鍋

一本うどん

おくまばぁの茶屋の団子などなど。

 

 

そういえば、エッセイもあって、戦中、戦後生まれの方の考え方を、学んだ気になって読んだ気がします。

 

 

食卓の情景

食卓の情景