かぶのつけもの

お茶うけに、漬物。

お菓子もいいけれど、白菜の切り漬け、たくあん、蕪の甘酢漬けもおいしい。

 

白菜の漬物は、祖母の家でよく出されていた、薄氷の張った酸っぱいものが、子供のころ好きだった。

まねて作ろうとしても、なぜかあんな味にならない。

 

蕪の漬物はなかなか難しく、苦みが出たり、うまく色が出なかったりする。

 

産直場のおばちゃんと話のネタに、近所の人が漬物をわけてくれた話をする。

 

農家のお嫁さんだったら、やはり、一家言あって。

漬物のつけ方を伝授していただいた。

 

さっそく、言われた通り、白と赤のかぶらを買う。

 

ザラメが良いそうなので、それも買うことにする。

 

家に帰ったら、さっそく作業開始。

 

根っこと葉の部分を切り離し、丁寧に洗う。

外葉の固い部分は除いて、柔らかい新芽の部分を使う。

 

冬の外仕事で、井戸などで野菜を洗うのは、寒くてあまりやりたくはないけれど。

野菜を洗う作業は、好きだ。

 

買ってきたばかりの、ちょっと元気のなくなっている葉物を、水に放しておくと、みるみる元気になっていく。

 

みずみずしくピンとしたころ、根本の土を探して落とす。

 

かぶらの根の部分も、汚れを落として、固いところやひげ根もきれいにする。

 

切り漬けにするので、四つ切にしてスライスする。

 

茎の部分と、葉の柔らかいところを、5cm長さくらいに切る。

 

かぶらの重量の10%くらいの塩をふって、水けが出てしんなりするまで、少し待つ。

 

軽く絞って、きれいに洗って水けをふいた容器に入れて、酢とザラメを入れる。

 

軽く混ぜて重石をして、2~3日漬けることにする。

 

 

出来上がりが楽しみだ。

 

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給食の仕事思い出したな....
丁寧に洗って馬鹿にされた。

 

その子は、早いのかもしれないけれど、必ず石とか泥とか残っていて、次工程で洗い直しとか最終段階で石が入っているの見つかるとか....結構あった。

 

それでもあちらの方が長く勤めることができているから、そういう人の方が良いんだろうな。

自分の子供がその人の作った物を食べるの、ゾッとするけど....