よしもとばなな さんの、エッセイ。
食べ物の話は好きだ。
いろんな国のいろんな食べ物の話や、お菓子にまつわるエピソード。
食卓を囲む描写
料理を作る手順や、おいしく作る知恵。
まつわるエピソードが幸せであるほど、好きだ。
子供といる食卓は、わくわくするものなのか、楽しそうだ。
生活水準が違うことを考慮したら当然か、とも思ったりする。
日々の食事が楽しく、適切に取れたら、健康でいられる気がしている。
この本の中に、いろいろなことがあって、ただ眠ることしかできない時期があった人の話があって様な気がして、ざっと読みなおしてみたのだけれど、見つからない。
健康でどこも悪くないはずなんだけれども、やたら眠くて、家からも布団からも出られないときがたまにあるのは、年を取ったからなのか、何か心に傷でもあって、癒しているのか、どちらだろうかと。
少し考える。
よしもとばななさんの書く文章は、なんとなく懐かしく、
異国の香りがし、読んでいて楽しい。